牛タンの部位タン元タン先の特徴

「焼肉の部位人気ランキング」で必ず上位に入る牛タン。幅広い世代に愛されているお肉です。
牛1頭の重さはおおよそ約700㎏以上。牛タンは1頭から1本しか取れない希少部位。個体によって大きさは様々です。

牛タンまる1本を計量してみると皮むき前だと約1.0キロ~1.7キロ位の重さがあります。1ℓの牛乳パック、1本分以上の重さが・・!!
そこから皮や筋などを除去すると、約800g~1.3㎏の重さに。

牛たんにはいくつか特徴があります。

・タン先からタン元にいくにつれ、肉質は柔らかく、脂肪も多くなる

・『タン先』、『タン中』、『タン元』、『タン下』と4つの部位に分けられる

タン先とタン元ではお肉の柔らかさ、肉質、色合いも違います。

 

【タン先】

お肉の味が濃く感じられる『タン先』はよく運動する部分。タン元と違いよく運動する分、肉質は筋繊維が多いため硬めの赤身になります。

シチューやスープなど長時間煮込む料理で柔らかくなり、深い肉の旨味が溶け出します。焼きたい場合は薄切りがおすすめ。


【たん中】

次に焼肉店でもおなじみ、『タン中』に続きます。牛タンの中央部でタン先よりも柔らか。赤身と脂身のバランスが良く、お肉の旨味・食感を楽しめる部位です。

 

【たん元】

そこからさらに最も脂がのっている『タン元』へ。
牛タンの中で最高級の部位。柔らかで霜降りのものもあります。焼いて食べると歯切れ良くジューシー!上質な旨味が広がります。食べたら虜になる美味しさ!

タン元を美味しく召し上がる方法としておすすめは・・厚切りでカットし、隠し包丁を入れて焼くことです。

素材の良さを味わいたい方はシンプルに塩こしょうで焼くのがおすすめ。お好みでレモン、わさびなどを加えるとまた一味違う美味しさに!!

 

【たん下】

タン中・タン元の下の部分についてある、〝タンシタ〟〝タンサゲ〟〝タンサガリ〟などと呼ぶ『タン下』。聞き馴れない部位ですが、肉質は硬めで筋が多い赤身。たん先同様、カレーやシチューなどの煮込み料理で柔らかくなり、味わい深い旨味を楽しめます。

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