羊のラム・ホゲット・マトンの違いや特徴について

【羊のいろいろ】

もふもふした見た目がかわいい羊。
実は羊肉は輸入が大半を占めており、国内自給率は1%未満とごくわずか。
そんな羊には呼び方がいろいろあります。
「ラム」、や「マトン」、あまり聞きなれない、「ホゲット」という呼び方もあります。
この違いは何でしょう??

 

実は月齢によって羊肉の呼び方が変わるのです。

「ラム」・・・12ヶ月未満 子羊
「ホゲット」・・・12ヶ月以上24ヶ月未満
「マトン」・・・24ヶ月以上 大人の羊
国によっても月齢の幅はあるようですが、このような目安になっているようです。

 

さらに羊の月齢は「歯」の本数でも分かるそう。

ラム・・・・永久門歯がゼロ本
ホゲット・・永久門歯が1本
マトン・・・永久門歯が2本以上
というように生えている歯の本数で何歳かが分かるそうです。また、歯は4歳になるまで年に2本ずつ生えてきます。
羊の歯は、草を食べやすいように奥歯は上下ともありますが、前歯は下の歯のみ。上は硬い歯茎になっているそうです。

 

ちなみに肝心のお肉の特徴は、

ラム・・・羊特有の香りは少なく、肉質は柔らか。はじめ羊肉を食べる方にお勧めです。
ホゲット・・・ラムとマトンの中間で、ラムよりは羊本来の香りがあり、マトンより肉質は柔らか。しっかりした旨味が感じられます。流通量が少ない月齢です。
マトン・・・羊特有の香りがあり、しっかりとした肉質に旨味があります。香草などで料理すると美味しく召し上がれます。

月齢によって美味しさが変わる羊肉。皆さんはどの月齢の羊肉がお好みでしょうか?

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